「海洋散骨」とは?

「海洋散骨」とは?~「海洋散骨」の特徴と行う時期について~

■葬儀後の散骨・納骨にはどんな方法があるの?

火葬後の納骨・散骨の方法は、一般的にイメージされるお墓に納骨する方法以外にも、多くの方法があります。ご遺骨を収蔵する屋内型施設「納骨堂」に納めたり、血縁関係のない複数の人が一緒に埋葬され永代供養がついてくる「合葬墓(がっそうはか)」や、樹木を墓標に見立てその周りにご遺骨を埋葬する「樹木葬」、ご遺骨をお墓ではなく少しだけお手元に残す「自宅供養」などの方法があります。 そして、ご遺骨を細かく砕き海や陸にまく「散骨」という方法もあり、散骨には「海洋散骨」や「陸地散骨」があります。

1.お墓(墓石)

最も一般的な方法で、墓石を購入しお墓に納骨する方法です。

2.納骨堂

ご遺骨を収蔵する屋内型施設に納めます。

3.合葬墓(がっそうはか)

血縁関係なく複数の人が一緒に埋葬され、永代供養がついてきます。

4.樹木葬

樹木を墓標に見立ててその周りにご遺骨を埋葬する方法です。

5.自宅供養(手元供養)

ご遺骨を少しだけ手元に残し自宅でご遺骨を管理・供養する方法です。

6.散骨(海洋散骨、陸地散骨)

ご遺骨を粉砕して海や陸にまく「海洋散骨」や「陸地散骨」などの方法があります。

■海洋散骨とは?

「海洋散骨」とは、墓石を作らず亡くなった人のご遺骨を海に散布して故人を葬る(供養する)方法です。故人が亡くなる前に「自然に還りたい」「お墓に入りたくない」などの意思を親族に伝えていた場合や、「金銭的にお墓を購入や維持できない」、「遠方のお墓で継承することができない」といった理由から海洋散骨を選ばれる方が多いです。最近では少子化、経済的理由などから海洋散骨を選ぶ人は増えてきています。

海洋散骨を行う場合には、粉末状に加工したご遺骨(粉骨)を海に散布します。家族が亡くなったとき、お墓をお持ちでない方はお墓を購入しなくてはなりませんが、海洋散骨というスタイルを選択した場合には、お墓を購入する必要がないため経済的な負担は少なくて済むという点も特徴です。

■海洋散骨のメリット・デメリット

海洋散骨を行う場合、以下のような特徴があります。

【メリット】
・お墓の参拝・管理が必要ない
・お墓の購入などに比べ、経済的な負担が少ない
・「お墓の管理ができなくなった」などの心配がなく、後継者への負担がない
・宗教やしきたりの縛りが少ない
・本人の意向で、生前に海洋散骨を選択することが可能
・身寄りがない、入る墓がないという方の散骨が可能

一方で、「海洋散骨」の場合は、お墓という形が残る納骨方法とは異なるため、代々継承することができない、というデメリットがあります。そのため、全て散骨してしまうと寂しいと思われる方は、「手元供養品」として一部残すことで身近で供養できる方法もあります。

【デメリット】
・代々継承することはできないただし、全て散骨してしまうのは寂しいという方は、「手元供養品」として一部残すことも可能。

■海洋散骨のタイミングは?

納骨・散骨はいつまでに行う必要があるといった期限や決まりは特になく、地域の風習によって違うこともあります。一般的には49日後や一周忌後などいろいろな考えがありますが、決まった時期は無いため、故人や遺族の考えで心を込めて執り行うことが望ましいです。また、前述のとおり、全てのご遺骨を海に散骨してしまうと寂しいと思われる方には、手元供養品として一部手元に残し、身近で供養できるようにすることもできます。

■個人でも海洋散骨できるの?

ご遺骨を墓地ではなく自然の中に還す方法を「自然葬」と言います。日本では「墓地、埋葬等に関する法律」(墓埋法)という法律で、墓地以外に遺骨を埋葬することはできません。(自分の土地であっても、墓地として許可を得た場所でないと遺骨を埋葬することはできません。)

「海洋散骨」を行う場合にも、専門の業者ではなく個人で海や川などに遺骨を撒くことも可能ではありますが、海洋散骨の場合、漁業や海水浴などで人が集まる海などは避け、船で沖に出て迷惑ならない場所で散骨をする必要があります。また、遺骨を骨とわかる状態で散骨することは法律違反となるため、粉末状に粉骨する必要があります。「海洋散骨」そのものは違法には当たりませんが、上記の理由から個人で行うのはなかなかハードルが高い方法になりますので、専門の業者に依頼するのが安全と言えるでしょう。

■「海洋散骨」の業者の探し方

インターネットなどで、海洋散骨の専門業者を探すことができます。業者によって流れや金額も様々ですので、ご家族にとって希望する形や納得できる方法で進めてくれる業者を選ぶのがオススメです。

■「海洋散骨」の流れと業者を決めるタイミング

業者を決めるタイミングは特に決まりはございません。基本的な流れとしては以下です。

  • 1.葬儀を行う
  • 2.火葬を行う(ご遺骨が家族の手元に残る)
  • 3.「海洋散骨」を行う場合、火葬後に海洋散骨専門の業者に依頼し、遺骨を粉末にして散骨を行う。
  • 4.海洋散骨

■「オンライン散骨」とは?

「海洋散骨」を行う船には、ご遺族は同乗できるのでしょうか?
海洋散骨は同乗可能ですが、弊社の場合は代行散骨のみで同乗不可のサービスになります。 その代わりに「オンライン散骨」という形で散骨風景をスカイプやLINEビデオ通話を使ってリアルタイムで見ていただくサービスを進めております。担当業者によっては陸地で待っているパターンなどもあります。

■海洋散骨でもご遺骨を残せる「手元供養品」とは?

海洋散骨では、前述のように手元にご遺骨が残らないため寂しいと感じられる方もいらっしゃいますが、そうした場合には「手元供養品」としてご遺骨を残せる業者を選ぶと良いでしょう。
弊社の場合は、骨壺・ハーバリウム・ペンダント・ダイヤモンドなどの形で「手元供養品」として残すことが可能です。

・骨壺
粉骨した遺骨を骨壺に納めご自宅で手を合わせて故人を偲ぶ形になります。
・ハーバリウム
ガラスの瓶に花をオイル漬けにして、手入れをせずとも腐敗せずきれいさを保ち続けるインテリアフラワーです。ガラス瓶の中には故人の遺骨を納めた特殊な珠を入れていますので骨壺として購入される方もいらっしゃいます。
・ペンダント
中が空洞となっており、遺骨を少量入れていつでも身近に故人を思い身に着けることができます。
・ダイヤモンド
故人の遺骨からつくる世界に一つだけのオリジナルダイヤモンドです。カラーがクリア・レッド・ブルー・イエロー・グリーンがありクリアが一番高価です。(※ダイヤは製作期間~納品に半年から9か月かかります)

■まとめ

いかがでしたでしょうか?
価値観やライフスタイルの変化などにより、最近増えている海洋散骨について解説いたしました。

弊社では故人様とご遺族様のご希望が叶うことが大事だと考えておりますので、いつでもご相談いただきたいと考えております。日程的に間に合わないことや対応できない可能性があるので早めのご相談をいただけると、ご希望に沿ったサービスを提供することができます。